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15年分・約960本のブログ記事をAIに棚卸ししてもらったら、自分のサイトの「偏り」が見えた

2026/10/09

AI Wordpress

自分のブログに何を書いてきたか、実はよく分かっていなかった

このブログを始めたのは2011年です。気がつけば15年、記事の数は約960本になっていました。

ところが、「どんな記事を、どれくらい書いてきたか」と聞かれると、正直うまく答えられません。WordPressの管理画面で投稿一覧を眺めても、1ページに表示されるのは20件ほど。960本を最後までめくる気力は、さすがにありませんでした。【要確認:管理画面での表示件数の設定】

そこで今回、AI(Claude Code)に手伝ってもらい、過去記事をまとめて 「棚卸し」 してみました。

きっかけは、ブログの更新を続けるうえで「前に書いた内容と同じことを書いていないか」を確認したかったからです。やってみると、それ以上にいろいろなことが見えてきました。この記事では、そのやり方と気づいたことをまとめます。

棚卸しのやり方:WordPressの「REST API」を使う

REST APIとは?(初心者向けにひとこと)

WordPressには、REST API(レスト・エーピーアイ) という仕組みが最初から入っています。

難しく聞こえますが、要するに「記事の情報を、プログラムが読みやすい形で取り出せる窓口」です。ブラウザのアドレス欄に、次のようなURLを入れるだけで使えます。

  • https://(自分のサイト)/wp-json/wp/v2/posts?search=キーワード&per_page=20

これで、キーワードに合う記事のタイトル・日付・URLがまとめて表示されます。公開している記事の情報を読むだけなら、パスワードは必要ありません。

逆に言うと、公開記事の一覧は誰でもこの方法で取り出せる ということです。Web制作の仕事をしている者としては、これは知っておいて損はない話だと思います。

AIにお願いしたこと

私がClaude Codeにお願いしたのは、だいたい次のような内容です。

  1. REST APIを使って、ブログの記事を一覧にしてほしい
  2. それをカテゴリーごとに分けて、本数を数えてほしい
  3. 主要な記事は、日付・タイトル・URLを一覧表にしてほしい
  4. 結果を1つのファイルにまとめて保存してほしい

AIは、REST APIを何度も呼び出して記事を集め、テーマごとに整理した一覧ファイルを作ってくれました。私が手作業でやっていたら、何日かかったか分かりません。【要確認:かかった時間の実感】

棚卸しで見えた「偏り」

出来上がった一覧を見て、まず笑ってしまいました。

カテゴリー別の本数(おおよそ)は次のとおりです。

  • 御朱印:約407本
  • 神社:約198本
  • WordPress:約141本
  • 寺院:約76本
  • ECCUBE:約70本
  • CSS:約54本
  • jQuery:約36本

(1つの記事に複数のカテゴリーが付いているので、合計は960本を超えます)

本業はWeb制作なのに、一番多いのは御朱印の記事でした。神社と寺院を合わせると、技術系の記事を大きく上回ります。

一方で、AIカテゴリーの記事は、2023年に書いた「GPTって」の1本だけ でした。今これだけAIを仕事で使っているのに、ブログにはほとんど書いていなかったわけです。

自分では「Web制作の技術ブログ」のつもりでいましたが、データで見ると「御朱印と神社のブログに、技術記事が混ざっている」と言ったほうが近いかもしれません。【要確認:この受け止め方でよいか】

これは悪いことではありません。ただ、「自分のサイトが、外からどう見えているか」 を知るきっかけになりました。

棚卸しで分かった、3つの使い道

① 重複チェックができる

新しい記事を書く前に、一覧ファイルとREST APIの検索で「似た記事がないか」を確認できるようになりました。

15年も書いていると、昔書いたことを忘れて、同じテーマでもう一度書いてしまうことがあります。同じ内容の記事が2本あると、検索エンジンからはどちらを評価すればいいのか分かりにくくなります。書く前に確認できるのは、地味ですが大きな安心です。

② 内部リンクの候補が見つかる

一覧を見ていると、「この記事とこの記事はつながる」という組み合わせが見えてきます。

例えば、WordPressの403エラーの記事と、httpsへの切り替えの記事は、どちらもサーバー設定の話です。新しい記事でサーバーのトラブルに触れたとき、昔の記事に自然にリンクを張れます。

内部リンク とは、自分のサイト内の別の記事へのリンクのことです。読む人にとっては関連情報にたどり着きやすくなり、検索エンジンにとってはサイトの構造が分かりやすくなります。

ただし、AIが挙げてくれるリンク候補は、必ず実際にURLを開いて、存在するか確かめるようにしています。AIは、ありそうなURLを「それらしく」作ってしまうことがあるからです。

③ 「書いていないテーマ」が分かる

今回一番の収穫は、これかもしれません。

AIの記事が1本しかないこと、MacやLinuxの記事が意外と少ないこと。こうした 「空白」 が見えると、次に何を書けばいいかの手がかりになります。

ネタ切れに悩んでいる人ほど、まず自分の過去記事を棚卸ししてみるのがおすすめです。

Web制作の仕事にも使えると感じたこと

この方法は、自分のブログだけでなく、ホームページ制作の仕事にも応用できると感じました。

例えば、WordPressで作られたサイトのリニューアルを相談されたとき、最初に困るのが「今どんなページがいくつあるのか」の把握です。管理画面に入れなくても、公開されている記事なら、REST APIで一覧を取り出せます。

  • どのカテゴリーに記事が集中しているか
  • 長い間更新されていないテーマはどれか
  • 似たタイトルの記事が重なっていないか

こうした現状把握を、AIに手伝ってもらいながら短時間でできるのは、大きな変化です。【要確認:実際の仕事で使ったかどうか。未使用なら「使えそうだと感じた」の表現に】

ただし、当然ながら 他人のサイトを調べるときは、依頼を受けた範囲で行う のが前提です。技術的にできることと、やってよいことは別だと考えています。

60代のWeb制作者として感じたこと

昔の私なら、この作業はExcelに手でタイトルを貼り付けて、何日もかけて分類していたと思います。【要確認】

AIのおかげで、その「手を動かす部分」はほとんど任せられるようになりました。

それでも、出来上がった一覧を見て「御朱印が多いのは、それだけ足を運んだ証拠だな」「AIの記事が少ないのは、まだ自分の言葉にできていなかったからだな」と意味を読み取るのは、やはり自分自身です。

15年分の記事は、15年分の自分の記録でもあります。AIは記録を整理してくれますが、その記録にどんな意味があるかを考えるのは人間の仕事だと、改めて感じました。

まとめ

  • WordPressには REST API があり、公開記事の一覧をまとめて取り出せる
  • AI(Claude Code)に頼むと、一覧化・分類・集計を短時間でやってくれる
  • 棚卸しをすると、重複チェック/内部リンク/書いていないテーマ の3つに役立つ
  • AIが挙げたURLは、必ず自分で開いて実在を確認する
  • データの意味を読み取り、次に何を書くかを決めるのは人間

「ブログを続けたいけれど、何を書けばいいか分からない」という方は、まず自分の過去記事を一覧にしてみてください。思ってもみなかった自分のサイトの姿が見えてくるはずです。

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ゼヒトモ内でのプロフィール: ROCKSTREAM, ゼヒトモのホームページ作成・制作サービス, 仕事をお願いしたい依頼者と様々な「プロ」をつなぐサービス

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