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Macで作業を自動化して分かった、ファイル名・フォルダ名の付け方5つのルール

2026/10/14

Mac

Macで作業を自動化して分かった、ファイル名・フォルダ名の付け方5つのルール

最近、Macで毎日決まった作業を自動で回すようになりました。ブログの下書き作り、画像の作成、WordPressへの下書き投稿など、AI(Claude Code)とPythonのスクリプトにかなりの部分を任せています。

その中で、思っていた以上に効いてきたのが「ファイル名とフォルダ名の付け方」です。プログラムの中身よりも、名前の付け方ひとつで作業が止まったり、逆に驚くほど楽になったりします。

今回は、私が実際に使っている名前の付け方のルールを5つ、失敗も含めてまとめてみます。Macを使い始めたばかりの方や、ターミナルにちょっと触れてみようという方の参考になればうれしいです。

パソコン歴が長くても、名前の付け方は適当だった

私のパソコン歴は、Mac G4(まだOS 9の時代)から始まりました。その後、VAIOを買い、ホームページ制作を仕事にしてからはWindowsがメイン。そして数年前にMac mini M2を買って、仕事の環境をMacに戻しました。

これだけ長く使っていても、正直に言うとファイル名はかなり適当でした。

ところが、ターミナルやスクリプトにファイルを扱わせるようになると、このいい加減さが一気に効いてきました。

ルール1:フォルダ名・ファイル名にスペースを入れない

最初につまずいたのがこれです。AIとの作業用に、デスクトップに 「Claude Work」 というフォルダを作りました。見た目は分かりやすいのですが、間に半角スペースが入っています。

ターミナルでは、スペースは「区切り」の意味になります。たとえば次のように打つと、

cd /Users/rockstream/Desktop/Claude Work/rockstream

Macは「/Users/rockstream/Desktop/Claude というフォルダに移動して、Work/rockstream は余計な何か」と受け取ってしまい、エラーになります。

対処法は、パス全体を ダブルクォーテーション(")で囲む ことです。

cd "/Users/rockstream/Desktop/Claude Work/rockstream"

今では毎日の手順書にも、全部この形で書いています。ただ、毎回「囲み忘れていないか」を気にするのは地味に面倒です。これから新しくフォルダを作るなら、claude-work や claude_work のように、最初からスペースを入れないのがおすすめです。

ちなみに、Finderで作ったフォルダをターミナルのウインドウにドラッグ&ドロップすると、スペースの前に \(バックスラッシュ)が入ったパスが自動で入力されます。スペース入りのフォルダを扱うときの小技として覚えておくと便利です。

ルール2:日付は先頭に「YYYYMMDD」で入れる

毎日作るブログ記事のファイルは、次のような名前にしています。

20261012_what-to-check-first-when-wordpress-breaks.md
20261013_rules-before-letting-ai-work-on-my-pc.md

ポイントは、日付を先頭に、年・月・日を8桁で入れることです。

  • 20261013 のように並べると、名前順に並べるだけで自然に日付順になる
  • 「10月13日」や「2026-10-13」より短く、間違えにくい
  • 同じ日のファイルがすでにあるかを、名前だけで確認できる

実際、自動で記事を作る仕組みでは「今日の日付のファイルがすでにあれば、新しく作らない」というルールにしています。二重に作ってしまう事故を、ファイル名だけで防げるわけです。

「9月3日」なら「93」ではなく「0903」と、月も日も必ず2桁でそろえるのも大事です。桁がそろっていないと、名前順に並べたときに順番が崩れてしまいます。

ルール3:英語の小文字と数字、ハイフンだけにする

ファイル名の日付より後ろは、英語の小文字・数字・ハイフン(-)だけにしています。WordPressの記事のスラッグ(URLの末尾)も同じルールです。

理由はいくつかあります。

  • 大文字・小文字の違いで「同じファイル?別のファイル?」と迷わない(MacとLinux、サーバーで扱いが違うことがある)
  • / や : などの記号は、OSによっては使えない、または別の意味になる
  • URLにそのまま使っても、文字化けしたような長い記号の列にならない

日本語のファイル名がダメというわけではありません。ただ、Macで付けた日本語のファイル名は、WindowsやLinuxのサーバーに持っていったときに、濁点・半濁点が分かれて見えるなどのトラブルが起きることがあります。

私は、人が開く書類は日本語でもOK、プログラムやサーバーが扱うものは英語、と使い分けるようにしています。

ルール4:「何のファイルか」が名前だけで分かるようにする

アイキャッチ画像は、こんな名前にしています。

eyecatch_20261013_rules-before-letting-ai-work-on-my-pc.jpg

先頭の eyecatch_ で「アイキャッチ画像」だと分かり、その後ろは記事ファイルと同じ日付とスラッグです。こうしておくと、どの記事の画像なのかが、中を開かなくても一目で分かります。

もうひとつの例が、曜日ごとのベース画像です。

mon.jpg / tue.jpg / wed.jpg / thu.jpg / fri.jpg / sat.jpg / sun.jpg

曜日の英語3文字にしておくと、スクリプトは「今日は水曜だから wed.jpg」と機械的に選べます。人間が見ても迷いません。

「画像1.jpg」「新しい画像.jpg」のような名前だと、半年後の自分はまず思い出せません。ファイル名は未来の自分への手紙のようなものだと、最近つくづく思います。

ルール5:目的の違うものは、フォルダから分ける

私は今、Rockstreamのブログ用と、別サイトのAIニュース用の作業を同じMacで回しています。最初からフォルダを分けて、

  • Claude Work/rockstream/(このブログ用)
  • Claude Work/ai-news-daily/(別サイト用)

のようにしています。さらにブログ用の中も、articles(記事)、images(画像)、assets(スクリプト)と役割ごとに分けました。

これをしておくと、AIに作業を頼むときも「記事は articles に保存して」「別サイトのフォルダには置かないで」と、場所で指示ができるようになります。混ざってから整理するのは大変なので、最初に分けておくのが一番楽です。

おまけ:古い自分の記事にも「落とし穴」があった

今回この記事を書くにあたって、2018年に書いた「【Mac】ターミナルコマンド一覧(その1)」を読み返してみました。すると、ls -la の -(ハイフン)が、見た目の似た別の記号「−」になっている箇所がありました。

ターミナルは、見た目が似ていても違う文字は受け付けません。ブログからコマンドをコピーして動かないときは、こうした全角や似た記号が混ざっていないかも疑ってみてください。名前の付け方と同じで、「人の目には同じでも、コンピューターには別物」という話です。【要確認:古い記事を修正するかどうか】

まとめ:名前の付け方は、いちばん安い自動化

今回のルールをまとめると、次の5つです。

  1. フォルダ名・ファイル名にスペースを入れない(入れたら " で囲む)
  2. 日付は先頭に YYYYMMDD の8桁で入れる
  3. 英語の小文字・数字・ハイフンだけにする
  4. 名前だけで「何のファイルか」分かるようにする
  5. 目的の違うものはフォルダから分ける

どれもお金はかからず、今日から始められます。60代になって新しい道具を覚えるのは大変ですが、名前の付け方を少し整えるだけで、ターミナルもAIもぐっと素直に動いてくれるようになりました。【要確認:本人の実感としての一言があれば差し替え】

まずは、デスクトップの「新規フォルダ」の名前を付け直すところから始めてみてはいかがでしょうか。

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