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ホームページの「ドメイン」と「サーバー」って何が違う?ネームサーバー変更で何度もつまずいた60代Web屋が説明します

2026/10/15

ホームページ制作

ホームページの「ドメイン」と「サーバー」って何が違う?ネームサーバー変更で何度もつまずいた60代Web屋が説明します

「ドメインとサーバーって、同じものじゃないんですか?」

ホームページ制作の相談を受けていると、かなりの確率で出てくる質問があります。

「ドメインとサーバーって、何が違うんですか?」

正直に言うと、これは私が長年Web制作をしてきた中でも、一番説明が難しい話 のひとつです。

目に見えるものではありませんし、契約する会社が別々だったり、同じだったりします。しかも、普段ホームページを見ているだけなら、まったく意識しなくても困りません。

困るのは、ホームページを新しく作るときと、引っ越すとき です。

このブログでも、ネームサーバーの変更、hostsファイルの編集、nslookupでの確認、サーバー移行の手順など、ドメインとサーバーにまつわる記事をいくつも書いてきました。どれも、実際の作業で「つまずいた」「忘れないように残しておこう」と思ったことばかりです。

今回は、それらの経験をまとめて、初心者の方にも分かるように「ドメイン」「サーバー」「ネームサーバー」の関係を整理してみます。

ドメインは「住所」、サーバーは「土地と建物」

私がいちばん分かりやすいと思っているのは、次のたとえです。

  • ドメイン:ホームページの「住所」(例:rockstream-jp.com)
  • サーバー:ホームページのデータを置いておく「土地と建物」
  • ネームサーバー(DNS):住所を聞かれたときに「その建物はここですよ」と案内する「案内係」

インターネット上の本当の住所は、「IPアドレス」という数字の並びです。でも、数字は覚えにくいので、人間が覚えやすい名前としてドメインを使います。

ブラウザにドメインを入力すると、裏側で案内係(ネームサーバー)に「この住所の建物はどこ?」と問い合わせが行き、教えてもらった数字の場所(サーバー)からホームページのデータが届く。ざっくり言うと、そういう仕組みです。

住所と土地は、別々に契約できる

ここが初心者の方が混乱しやすいポイントです。

ドメインは「お名前.com」や「ムームードメイン」などで取得し、サーバーは「ロリポップ」や「Xサーバー」などで借りる、というように 別々の会社と契約することがよくあります。

もちろん、同じ会社でまとめて契約することもできます。ただ、まとめて契約していると「どこまでがドメインの契約で、どこからがサーバーの契約か」が見えにくくなります。引っ越しのときに、ここで迷う方が多いように感じます。

実体験1:Jimdoで旧ドメインを使ったとき

2020年に、Jimdoでホームページを作ったことがあります。私にとっては、Jimdoでの制作は初めてでした。

このとき、以前のサイトで使っていたドメインを、そのままJimdoのサイトで使いたいという話になりました。

やったことは、次のとおりです。

  1. Jimdoの管理画面で、使いたいドメインを追加する
  2. ドメインを管理している「お名前.com」で、ネームサーバーの設定画面を開く
  3. ネームサーバーを「その他」にして、Jimdoが指定するネームサーバー(ns1・ns2)を入力する

たとえで言うと、「住所はそのままで、案内係をJimdoの人に交代してもらった」 ということです。

Jimdoの案内では「反映まで24時間ほど」とありましたが、実際には半日ほどで新しいサイトが表示されました。

「すぐには切り替わらない」ことを知っておく

ここで大事なのは、ネームサーバーを変えても、すぐには切り替わらない ということです。

世界中の案内係が、新しい情報を覚え直すまでに時間がかかります。その間は、見る人や見る場所によって、古いサイトが出たり新しいサイトが出たりします。

これを知らないと、「設定したのに変わらない!」と焦って、何度も設定をいじってしまいます。私も若い頃は、反映待ちの時間がとても長く感じたものです。

実体験2:切り替える前に、新しいサーバーを確認したい

サイトの引っ越し(サーバー移転)で、いちばん悩ましいのがこれです。

「新しいサーバーに置いたサイトが、ちゃんと動くか先に確認したい。でも、ドメインはまだ古いサーバーを向いている」

ドメインを切り替えてから不具合が見つかると、その間ずっと、訪問者に壊れたページを見せることになります。

そこで私がよく使っていたのが、パソコンの hostsファイル を編集する方法です。

hostsファイルに「このドメインは、この数字(IPアドレス)のサーバーを見に行く」と書いておくと、自分のパソコンだけ 新しいサーバーを見に行くようになります。世の中の案内係はそのままで、自分専用のメモを優先させるイメージです。

これで、本番の切り替え前に、新しいサーバーでの表示や動作をじっくり確認できます。

確認が終わったら、元に戻すのを忘れずに

hostsファイルの編集には、ひとつ落とし穴があります。確認が終わったあと、書いた行を消し忘れる ことです。

消し忘れると、自分のパソコンだけ、いつまでも特定のサーバーを見に行ってしまいます。

あとで別のトラブルが起きたときに、「自分だけ表示が違う」原因が分からず、遠回りすることになります。

実体験3:切り替わったかどうかは、nslookupで確かめる

ネームサーバーを変えたあと、「もう切り替わったかな?」と確認するときに使っていたのが、Windowsのコマンドプロンプトの nslookup です。

nslookup ドメイン名

と入力すると、そのドメインが今どのIPアドレスを指しているかが表示されます。新しいサーバーのIPアドレスが出てくれば、少なくとも自分の環境では切り替わっている、という目安になります。

Macの場合は、ターミナルで dig というコマンドも使えます。今は仕事の環境をMacに移したので、こちらを使う場面が増えました。【要確認】

ブラウザで見ているだけだと、キャッシュ(一時的に保存された古いデータ)のせいで古い画面が出ることもあります。「見た目」ではなく「どこを向いているか」を確認できるのが、このコマンドのいいところです。

実体験4:引っ越しは「ドメインの書き換え」も忘れずに

もうひとつ、サーバー移転で何度も経験したのが、データの中に古いパスやドメインが埋め込まれている 問題です。

以前、Movable Typeのサイトを別のサーバーに移したときは、データベースを書き出して、その中のパスやドメインを一括で置き換えてから新しいサーバーに入れました。パスやドメインは一か所だけではなく、あちこちに書かれているからです。

WordPressでも同じです。httpからhttpsに切り替えたときも、サイト内のURLをまとめて書き換える作業が必要でした。

サーバーが変わると、PHPのバージョンも変わる

さらに、サーバーが変わると PHPのバージョンなど、プログラムが動く環境も変わります。古いサーバーでは動いていたプラグインやテーマが、新しいサーバーでは動かない、ということも起こります。

WADAXでPHPのバージョンを切り替えた記事を書いたのも、こうした環境の違いに対応するためでした。引っ越しの前に、新旧サーバーのPHPバージョンを確認しておくと安心です。

60代のWeb制作者として、一番伝えたいこと

ここまで技術的な話をしてきましたが、長年の経験から一番伝えたいのは、実は技術の話ではありません。

「ドメインとサーバーの契約情報を、自分で把握しておいてください」 ということです。

  • ドメインはどの会社で、誰の名義で契約しているか
  • サーバーはどの会社で契約しているか
  • 管理画面のログイン情報はどこに保管しているか
  • 更新(支払い)の時期はいつか

これが分からなくなると、ホームページを引っ越したいときも、トラブルが起きたときも、何もできなくなってしまいます。前の制作会社と連絡が取れず、ドメインの管理画面に入れない……という話は、Web制作の世界では決して珍しくありません。【要確認:ご自身が見聞きした範囲か】

特に、ドメインは 更新を忘れると失効 してしまいます。長年使ってきた住所を失うのは、本当にもったいないことです。

ログイン情報そのものは人に見せないように大切に保管しつつ、「どこに何があるか」だけは、ノート1冊でもいいので書き残しておくことをおすすめします。

まとめ

  • ドメインは「住所」、サーバーは「土地と建物」、ネームサーバーは「案内係」
  • ドメインとサーバーは、別々の会社で契約していることが多い
  • ネームサーバーを変えても、すぐには切り替わらない(Jimdoのときは半日ほど)
  • 切り替え前の確認には、hostsファイルで「自分のパソコンだけ」新サーバーを見る方法がある(確認後は元に戻す)
  • 切り替わったかどうかは、nslookupやdigで確かめる
  • 引っ越しでは、データ内のドメインやパスの書き換え、PHPバージョンの違いにも注意
  • 何より、ドメインとサーバーの契約情報は自分で把握しておく

ドメインとサーバーの話は、最初は分かりにくくて当然です。私も、何度もつまずきながら覚えてきました。この記事が、これからホームページを作る方や、引っ越しを考えている方の「最初の地図」になればうれしいです。

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ゼヒトモ内でのプロフィール: ROCKSTREAM, ゼヒトモのホームページ作成・制作サービス, 仕事をお願いしたい依頼者と様々な「プロ」をつなぐサービス

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