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酉の市の季節に読み返した、鷲神社・大鷲神社・波除神社の参拝記録|浅草・相模原・築地の3社を比べてみた

2026/11/07

神社

酉の市の季節に読み返した、鷲神社・大鷲神社・波除神社の参拝記録|浅草・相模原・築地の3社を比べてみた

11月になると、「酉の市(とりのいち)」の季節です。11月の酉の日に、商売繁盛や開運を願う人たちでにぎわうお祭りで、縁起物の熊手を売るお店が並ぶことで知られています。

私はこれまで、酉の市に縁のある神社を3社、参拝記事に残してきました。

  • 東京都台東区(浅草)の 鷲神社
  • 相模原市中央区上溝の 大鷲神社
  • 東京都中央区(築地)の 波除神社

今回はその記録を読み返して、3社の違いや、酉の市の時期に参拝するときに気をつけたいことをまとめてみます。

そもそも酉の市とは?

酉の市は、11月の「酉の日」に行われるお祭りです。酉の日は12日ごとに巡ってくるので、11月には2回の年と3回の年があります。1回目を「一の酉」、2回目を「二の酉」、3回目を「三の酉」と呼びます。

2018年に鷲神社の記事を書いたとき、私は「今年の11月は酉の日が3回あります」と書いていました。計算してみると、2018年は11月1日・13日・25日の3回でした。

ちなみに2026年は、11月7日(一の酉)と11月19日(二の酉)の2回です。この記事を書いている今日が、ちょうど一の酉にあたります。【要確認:各神社の今年の酉の市の日程・時間は、公式の案内で確かめてから追記】

浅草の鷲神社:都内でも車で行きやすい「おとりさま」

鷲神社の大鳥居
東京都台東区 鷲神社 大鳥居(2018年9月13日参拝)

浅草の鷲神社は、2018年9月13日に参拝しました。酉の市の時期ではなかったので、境内はとても落ち着いていました。

大きな赤い大鳥居をくぐると、天保十年に建てられた小鳥居、手水舎、そして社殿と続きます。社殿の裏に回ると、本殿も見ることができました。

鷲神社の社殿
東京都台東区 鷲神社 社殿(2018年9月13日参拝)

ご祭神は天日鷲命(あめのひわしのみこと)と日本武尊(やまとたけるのみこと)です。江戸時代には「鷲大明神社」と呼ばれ、明治初期の神仏分離で、長國寺から独立して鷲神社となりました。江戸時代中期からは、酉の市で知られるようになったそうです。

浅草七福神の寿老人もお祀りされていて、鷲神社の御朱印と寿老人の御朱印をいただきました。

もう1つ印象に残っているのは、都内の神社では珍しく、比較的大きな駐車場があることです。車で神社巡りをする方には、ありがたい情報だと思います。ただし、酉の市の当日は大変な人出になるので、普段と同じように使えるとは限らないと思います。

相模原・上溝の大鷲神社:酉の市の時だけの御朱印

大鷲神社の境内
相模原市中央区上溝 大鷲神社の境内

相模原市にも、酉の市の神社があります。中央区上溝の大鷲神社です。

ご祭神は大鳥祖神(おおとりのおやがみ)と日本武尊。元和年間(1615〜1624年)の建立と伝えられています。境内には、大鷲神社と成田山不動明王が並んで建っています。参拝記事には、酉の市ではない別の日(9月5日)に撮った写真も載せていて、ふだんは静かな場所であることが分かります。

この神社でいちばん特徴的なのは、普段は御朱印の授与をしていないことです。御朱印をいただけるのは、酉の市と、年始のだるま市の時だけ。私は2019年11月20日に、「運気上昇/健康長寿」と「千客万来/開運守護」の2種類をいただきました。

2019年の11月20日は、計算すると二の酉にあたります。御朱印を目当てに行くなら、日付を確かめてから出かけることが大切だと思います。

境内には「酉の市の由来」を書いた案内板もあり、地域で長く続いてきたお祭りであることが分かります。近くの上溝観音堂には、文政4年(1821年)に建てられた徳本念仏塔もありました。

築地の波除神社:酉の市限定の御朱印と、大きな獅子

波除神社の酉の市の熊手の出店
東京都中央区 波除神社 酉の市の熊手の出店(2019年11月20日参拝)

波除神社(波除稲荷神社)は、2019年11月20日に参拝しました。この日は酉の市限定の御朱印が授与されていて、境内には熊手の出店も並び、とても混雑していました。正直なところ、人が多くて、あまりいい写真は撮れませんでした。

ご祭神は倉稲魂命(うかのみたまのみこと)で、万治年間(1658〜1661年)の創建と伝えられています。名前のとおり「波を除ける」神社で、築地の埋め立てにまつわるお社として知られています。

波除神社の獅子殿
東京都中央区 波除神社 獅子殿の厄除天井大獅子(2019年11月20日参拝)

境内で目を引くのが、獅子殿の「厄除天井大獅子」です。江戸末期に焼失し、平成2年に再建されたものです。摂社の弁財天には「お歯黒獅子」が納められていて、こちらの御朱印もいただきました。

3社を並べてみると

鷲神社(浅草)大鷲神社(相模原・上溝)波除神社(築地)
ご祭神天日鷲命・日本武尊大鳥祖神・日本武尊倉稲魂命
私の参拝2018年9月(酉の市以外)2019年11月(酉の市の時期)2019年11月(酉の市の日)
御朱印鷲神社・浅草七福神の寿老人酉の市とだるま市の時だけ、2種酉の市限定・弁財天
印象都内でも駐車場があるふだんは静かな地元の神社獅子殿の大獅子、当日は大混雑

鷲神社と大鷲神社は、どちらも日本武尊をお祀りしている「おとりさま」です。一方、波除神社はお稲荷さまで、酉の市の時期に限定の御朱印や熊手の出店がある、という形でした。同じ「酉の市」でも、神社によって成り立ちや雰囲気がずいぶん違います。

酉の市の時期に参拝するときに気をつけたいこと

記録を読み返して、次の3つは押さえておきたいと感じました。

  1. 日付を確かめる:酉の日は毎年変わります。御朱印が酉の市の日だけ、という神社もあります
  2. 混雑を覚悟する:波除神社では写真がほとんど撮れませんでした。静かにお参りしたいなら、別の日に改めて行くのも一つの方法です
  3. 車で行くなら駐車場を事前に確認:普段は停められる場所でも、当日は使えないことがあります

熊手は、毎年少しずつ大きなものに買い替えていくと縁起が良い、とも言われます。しかしながら今まで熊手を買ったことがありません😅

まとめ

  • 酉の市は11月の酉の日のお祭り。2026年は11月7日と19日
  • 浅草の鷲神社は、日本武尊と天日鷲命をお祀りし、浅草七福神の寿老人も
  • 相模原・上溝の大鷲神社は、酉の市とだるま市の時だけ御朱印を授与
  • 築地の波除神社は、酉の市限定の御朱印と、獅子殿の大獅子が印象的

御朱印は、お参りをしてからいただくものです。酉の市のにぎわいの中でも、まずは神さまにご挨拶をしてから。今年の酉の市に出かける方の参考になればうれしいです。

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