2019/04/18
寺院 御朱印
平成31年(2019年)4月18日。埼玉県熊谷市の妻沼聖天山を参拝し御朱印をいただきました。
また、23年ぶりに公開された御本尊の秘仏「御正体錫杖頭(みしょうたいしゃくじょうとう)」(国指定重要文化財)を拝観しました。
妻沼聖天山を参拝するのは去年に続いて2回目になります。前回と同様にご祈祷をしていただきました。
今回いただいた御朱印は御開扉記念の特別御朱印です。
鋏紙も御開扉記念仕様です。
前回(2018年3月)に参拝した際のブログもご参照ください。
妻沼聖天の貴惣門(きそうもん)の屋根は前回のブログでも紹介しましたが、側面に破風を三つ重ねた奇抜な型式に特徴があります。
仁王門まで進むとやや混みあってきました。
当日は先にご祈祷をしていただいてから秘仏を見ることにしました。
秘仏の拝観料は3000円と10000円で、どちらでも2人まで見ることができ、ご祈祷料(1日の浴油祈祷)と本殿の拝観料が含まれています。
ご祈祷料が含まれていることを知っていたら秘仏の拝観料だけでも良かったのですが、今回は3日間の浴油祈祷ということで5000円のご祈祷料でした。
こちらが秘仏の写真ですが拝観の際にいただいたリーフレットからの転載です。
秘仏のイメージですが、いわゆる仏像とは違い浴油祈祷で使っているため、約900年前に作られたとは思えない工業製品的な仏像でした。
ご本尊の柄の部分に刻銘があり、「建久八年(1197年)4月に永井(長井)聖天堂の御正体として和気末支、藤原守家、齊昭則支の三名の鋳物師が作成に当たった」と記されています。
本堂正面左側の紐は秘仏につながっており、右側の紐は本堂の仏像につながっています。
当日は秘仏の拝観でご祈祷も受けられるとこのとで多数の方が本殿でご祈祷されていました。
再度、本堂を参拝する際に中をちょっと見たところ、ご祈祷者の中でスマホの画面を見ている人がおり「ご祈祷を受けないほうがいいんじゃないの?」と思ってしまいました。
ご祈祷をしている僧侶の方々に失礼ではないかと残念な気持ちになりました。
このブログを読んでいる方は、単なる御朱印コレクターではないので大丈夫だと思いますが、神社仏閣を参拝、あるいはご祈祷を受ける際には敬虔な気持ちを持ってもらいたいものです。
秘仏の拝観記念でいただいたお守りと御供物。お守りには無患子の実が入っています。
妻沼聖天の近くのお店(大福茶屋)で購入した「熊谷宿ビール勇猛奮戦」です。
お店でのみ飲めるとのことでしたが、車で来たことを伝えたら持ち帰りOKとなりました。
【最後に】
御朱印は、お参りしてからもらうもの(頂くもの)
売ってはいけない!買ってもいけない!
私は御朱印の個人売買に絶対反対です!
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