2018/09/23
御朱印
平成30年(2018年)9月23日。静岡県富士宮市の村山浅間神社を参拝し御朱印をいただきました。
創建は孝昭天皇2年と伝えられ、大宝元年(701年)に現在地へ遷座しました。
御祭神は木花開耶姫。他に大山祗命、彦火火出見命、瓊々杵命、天照大神、伊弉諾尊、伊弉冉尊をお祀りしています。
村山浅間神社は富士山興法寺三堂のひとつで富士根本宮(ふじこんほんぐう)と号され、富士山文化遺産の構成資産として登録されています。境内には大日堂が鎮座しており神仏習合時代の名残があります。
村山浅間神社への参拝は5年前の平成25年(2013年)以来です。
今回の参拝ではボランティアの方による説明を聞くことができ、より深く村山浅間神社を知ることができました。
村山浅間神社では大日堂の御朱印もいただけます。
社務所は土日のみ開いています。前回の参拝は平日だったので社務所が開いていませんでした。
富士ひのきを使用したオリジナル御朱印帳です。
村山浅間神社の一の鳥居と社号標です。鳥居の扁額には「富士根本宮」と記されています。
村山浅間神社の二の鳥居と狛犬
村山浅間神社の拝殿と本殿
境内の水垢離場(みずごりば)
水垢離場とは富士山登山前に道者が身を清めた場所です。中央には不動明王像が鎮座しています。
護摩壇(ごまだん)
護摩壇は村山の法印(山伏)が富士山に入るときや終わったときに護摩を焚いた場所です。
現在の護摩壇は安政四年(1857年)に大棟梁権現社拝殿跡に造られたと考えられています。
護摩壇の左手にある石碑と古い石祠です。石碑は神仏分離政策の際に壊されたそうです。
現在の大日堂は平成26年に解体修復が行われました。扁額には「富士山興法寺」と記されています。
ちょっと見づらいのですが、大イチョウの後ろに修復前の大日堂が写っていました。比較すると何となく違いがわかると思います。
前回参拝時は神仏習合の名残などと考えていなかったので、ほとんど画像が残っていないのが残念です。
大日堂にはご本尊の大日如来坐像をはじめ不動明王像や神仏分離で壊された石像が安置されています。また、古い曼荼羅や富士山の地図が展示されており、神仏分離前の富士山興法寺(村山浅間神社)の全体像を知ることができます。
柱に接ぎ木がしてありますが、文化遺産のためオリジナルを残して修復する必要があったためとガイドさんが話していました。
大日堂内に展示されている「碑伝木」です。同じものが以前参拝した八菅神社にもあるそうです。
ところで写真だと分かりにくいのですが、所々に穴が開いています。これはキツツキによって開けられたとガイドさんが話していました。
村山浅間神社社殿と大日堂の裏手に鎮座している氏神社(高嶺総鎮守社)です。
村山修験開祖の「富士聖人末代」をお祀りしています。
御神木の大スギ(静岡県指定天然記念物)ですが、裏側から見ると倒れないように鉄骨で支えています。
明治44年に建てられた三十三回紀念碑は事故や怪我が無く富士山に33回登山したことを記念しています。
実際のところ、もっと登頂している方も多いかと思いますが、今と違い登山道も整備されていなかった時代だと考えられます。
一度も富士山に登ったことが無い私にとっては考えられない偉業だと思いました。
旧村山登山道入り口
前回参拝したときは、たまたまドライブの途中で見つけて参拝したため、村山浅間神社の歴史など、全く分からなかったのですが、今回の参拝はガイドさんのおかげで勉強になりました。
【最後に】
御朱印は、お参りしてからもらうもの(頂くもの)
売ってはいけない!買ってもいけない!
私は御朱印の個人売買に絶対反対です!
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